死ぬまで。
それからお父さん。
お父さんとは色々衝突したことがあった。
お父さんが正直、
うっとうしいと思ったこともあった。
でも、やっぱり今考えてみれば…。
大切な人だった。
お父さん、ごめんね。
お父さんに反抗してばっかだったね。
「ウザい」なんて言ってしまったこともあったけど
本当は大好きでした。
ありがとう。
最後の最後まで学校行けなくてごめんね。

お父さんの便箋の上にもやっぱり、
涙が零れた。


そして…妹の綾香。
綾香にはいろんな嫌な想いさせちゃったね。
私のせいでお母さんとお父さんが喧嘩してるところを
何度も見せちゃったね。
でももうそれも今日で最後だよ。
…きっと。
無責任だと思う。
それに全然、遊んであげられなかったね。
ごめんね。

そんなことを心で思いながら、
やっとの手紙が完成した。

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