遠い空
ベットに横たわり、白いシーツをぎゅっと左手で握りながら、躯を仰け反った。


腰を持ち上げられ、右手を天高く空に届くように、必死に伸ばした。





ライトの横に無造作に置いてあったタオルで目隠しをされた。


薄い光が見え隠れするなかで、貴方を想像し、貴方を感じる。




貴方に抱かれてる錯覚に、また…
躯が火照りだす。



そして、貴方に気持ちまで、引き戻されてしまう。



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