下から見た景色
第七話
まさに地図に書かれていた場所は富士山だった。



タマオ「富士山かぁ…これはキツいなぁ」



チビ太「しかも樹海の地図が半分だから確実に迷いますね」



タマオ「樹海もそうだが穴は富士山の火口にあるなんてな…そうとう大変だぞ」



するとレンが近づいてきた…



タマオ「なんだよ?」



レン「お前等も富士山って事は分かったんだろ?」



チビ太「あぁ」



レン「まぁ全体の地図があれば楽だったんだけど、お互い半分だ!あとは運任せだな」



タマオ「樹海で迷って死なないよう気をつけろや」



レン「ふん!お前等もな」


レンは去っていった。



チビ太「タマオさん…麻雀勝ってくれてありがとう」



タマオ「何言ってんだよ!当たり前だろ」



チビ太「本当は心の何処かで負けるんじゃないかと思ってたんだ」



タマオ「そうかぁ!仕方ない事だ!最初の戦いでレンに負けたからな」



チビ太「すみません」



タマオ「良いんだよ!それより早く行くぞ!レンに負けちまうからな」



そして僕達も急いで富士山に向かう事にした。



道中でトラックを見つけて飛び乗り何時間か揺られると富士山が見えてきた!



凄い大きさだ…



とりあえず飛び降りて歩く事に!



この森が…



タマオ「これが有名な富士の樹海かぁ」



少し歩いていると、ただならぬ雰囲気で歩く老人を発見!



気になり見ていると樹海の中へ!



ちょっ!



もしかして!



僕達は急いで老人のそばに向かった!
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