下から見た景色
裏口に行けば御飯があるはずだ!



裏口に来てみると素晴らしいぐらいの食材が捨てられている!



世の中には食べれない人が沢山居るのに賞味期限と言う名のルールで口も付けてない食材が捨てられている。



これ…



捨てる以外に方法ないのかな?



料理して恵まれない人達に配給するとか出来ないのかな?



まぁ今は自分がお腹すいてるからいただいちゃお!



いただきま〜す。



「おい!」



ん?



誰か呼んだなぁ…



後ろを振り返ると…



うわ!



野良猫が三匹睨んでる!



野良猫「てめぇここら辺で見ない顔だなぁ…しかも誰のシマで御飯を取ろうとしてんだよ」



シマって…



チビ太「いや…僕は旅に出ていて野良猫じゃないんです」


あれ?



ようは僕も今は野良猫?



まぁ細かい事はどうでも良いか…



野良猫「旅?なんかよく分からない奴だな!ボスが横の公園に居るから一緒に来い」



お腹がすいた僕は目の前の御飯も食べれずに公園に連れていかれた…



公園のベンチにアメリカンショートヘアーのボスらしき猫がいる…



その周りには更に10匹の野良猫が…



こわっ!



僕はボスの目の前に座らされて旅の説明をさせられた。



全てを聞いたボスが一言「ここら辺は俺のシマだ!好きにして良いぞ」



するとボスは公園から出ていってしまった…
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