Cry!Cry!Cry!



“好き”という言葉が自分の中でエコーした。





そして、後悔の念におそわれた。





なんでこのタイミング…。





普通、告白のシーンだったら



“勇気を振り絞り”とか


“あたしの気持ちよ彼に届け!”って、



めっちゃ女の子としてカッコイイシーンになるんじゃん!





それがよく分からない脳の命令で

口が動くなんて…。




今なら自己紹介の長所の欄に書いていた


“猪突猛進”を短所に書く自信がある。









「ありがとう。」



ヒカルくんの声は弾んでいた。


結果はどうでもいい。

(いや、よくない。)



でも、後戻り出来ないのは確かだ。






「先に言われちゃったね。」



そして、一呼吸置いて言った。




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