Cry!Cry!Cry!




「っで…泣き止んだ?」


「プッ…アハハハハッ!」


あたしは一ノ瀬悠介の変顔に笑ってしまった。



子供みたいだな…♪



「俺たちの事は気にすんな。大丈夫だから。」


「ほんと?」


「ああ。」



照れくさそうに笑う一ノ瀬悠介。



心配だけど、

本人がそういうなら深くつつかないほうがいいかも。



「あっ、あそこがジュエリーSHOPだよ。」


指差す先にはこじんまりとしているけど、

あたし的には可愛らしく思うお店。



この前、メアリーに教えてもらったから知っていた。


「幸に土産?」


「おう!幸、こういうの付けるかなぁ?」



幸は一ノ瀬悠介から貰ったものなら何でも喜ぶよ。





「じゃあ、(学校の)集合場所までは平気?」


「うん、近いから平気。ありがとな!」



そう言って別れた。




別れ際、


「一ノ瀬悠介!」



彼は振り向いた。




「幸のこと、今でも好きぃ?」


あたしは遠くから大声で聞いた。




「好きに決まってんだろっ!ぶあ~か♪」



一ノ瀬悠介はあたしよりデカイ声で答える。


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