妹の恋人は姉の彼氏の従弟
「彰吾くんの愛をね
お弁当から感じ取ったのよ

だから紫音の改造を試みたの
愛に生きる女性にしようと思って

それで携帯のアドレスを
紫音に入れておこうと
私なりの応援よ

許してくれる?」

蓉子が上目遣いで
海堂に言い訳をした

海堂は大きく頷く

「許す」

「やった!」

蓉子が飛び跳ねて
喜んだ

「なんで許せる?
意味がわからない」

「蓉子さんは
紫音を改造してくれるって
言ったから」

「は?」

さらに意味がわからん
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