ネコガールの恋
そこへどこからか聞こえてきた賑やかな
音に、宮城は、

「あ!ネコガールさん見てよ、パレード
 だ、ほらあれ、ウッキーマウスだよ!」

と指さした。

ネコガールが見ると、3メートルくらい
の大きさの、黒いサルのようなネズミの
ロボットが、巨大な棍棒を振り回しな
がら、のっしのっしと歩いていた。

「あ~!ウッキーだ~!」

とネコガールが喜び、もっと近づいて
よく見ようとすると、

「ネコガール、ネコガール、それより、
 あっち見ろよ!ミッフィーマウスだぜ、
 ミッフィーの方がいいだろ?」

と大火がネコガールの青いコートの肩を
ポンポンと叩くので、そちらを見ると、
白いメスウサギのようなネズミ、
ミッフィーマウスの着ぐるみが、口を×の
形にして、可憐にトコトコ歩いていた。

「あ~!ミッフィーだ~!」

ネコガールはまた喜んだが、そのとき、
彼女の頭の後ろで大火と宮城の視線が
交錯し、

その中間くらいの空間で、青白い電撃が
バチバチと走った!





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