◆遊園地の支配人◆+。
「神田、なんか変わったことあったか?」
「あいつはいつもあんなんだったけど―キレてばっかの時とかあったし、ナイフで人の腕切ろうとしてたし…私も被害にあったよ―。しかも学年の後半になれば、学校よく遅刻してきたし、授業中にはなんかブツブツ言ってたし……でも状態は今までと一緒。最初の頃は静かなの―」
詳しく教えてくれた。
「そうなのか……」
「ねぇ先生っ、それよりかさ―っ」
「え?」
「メアド教えてよ―っ」
華宮は携帯をとり出す。
「俺はメアド教えない。無理だ」
「なんでっ」
華宮はまた頬を膨らませる。
飽きないな。
「まぁ……な」
俺は笑みを見せる。
「携帯持ってないの―?」
「……持ってるよ……」
俺は呆れてポケットから携帯を出す。
「あーっ最新だーっ」
俺の携帯を取ろうとする華宮。
「あ、こら!!」
「待ち受けとメールBOX見せてっ」
引っ張り合った。
「プライベートだからダメだっ!!」
「私のも見せるからあっ」
「だめだ………ってぇ」
華宮に思いっきり引っ張られてバランスを崩した。
「いたぁっ!」
「先生ウケる―」
そのスキに華宮は携帯の中身を見る。
「この待ち受けかわい―っ」
あぁ……もう俺は終わった…。
しかもメールBOXを見られるしまつ…。