【実話】ありがとう…。
かも知れない…。けど、付き合ってなきゃ別れる事はないだろ?だったらこのままでいいじゃん!望が好きな気持ちに変わりは無いんだから」


分かんないよ……。好きだから…一緒に居たいと思うから…付き合うんじゃないの?
私には分かんない!!


「…グスッ…ちゃんとした…グスッ…か…形が欲しい…。たかさんの…彼女だって…」



「さっきも言ったろう?やってる事は、付き合ってる奴等と代わらないのに、それじゃダメなのか?」


話している最中も泣き続ける望―‐。


たかさんは大きなため息を吐き

「電話で話しててもラチあかないし、今からいつものコンビニに行くから待ってろ!!」


吐き捨てるように言い、電話は切れてしまった―。


行きたくない…。言わなきゃ良かった。

こんな顔で会えないよ…。

動かない望。


暫くして携帯が鳴る。

~♪~♪~♪~

着信:たかさん


「…もしもし…」



「コンビニに着いたけど、お前何処に居る?」



「会いたくない…。こんな顔して会いたくないよ!」



「いいから出て来い!!出て来るまで待ってるからな!!」

そう言ってまた携帯は切れてしまった―‐。


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