【実話】ありがとう…。
返事をして明日も仕事が早いので、ベットに潜り込んだ。






♪~♪~♪~♪~♪

携帯電話の目覚ましが鳴る。


「う~ん。朝かぁ…。仕事に行くのダルいなぁ。眠いし…」


独り言を呟きながら、煙草に火を着ける―。

カチッ、カチッ、シュポッ。


「ふぅ~」


ボーッしながら煙草を吸い、灰皿に押し付け消えたのを確認し、階段を降りて行く。





「おはよう、ご飯出来てるよ!」

と母親。



「おはよう、眠い…」

不機嫌な望。



「昨日、寝たの遅かったの?」



「うーん、12時位だったと思うけど…」



「早く顔洗って、ご飯食べちゃってね!」

そう言い残し母も仕事の用意を始める―。



顔を洗い、食事を済ませ自分の部屋へ戻り、パソコンの電源を入れる。



暫くすると音楽が流れ、画面が出てくる。


「たかさんからメール来てるかな?」

なんて心の中で思いながら、メールBOXを開く―。



「あっ!」

思わず声を上げてしまった。



―――――――――――

差出人:TAKA 2000/12/25
宛名:望
件名:ありがとな♪


返事嬉しかったよ!
そっかぁ…。X'masの2日前に振られるのはキツイよな…。


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