自衛隊と謀略
序章
「なにぃ」
「オヤジがまだ中学生の俺にこの村井暴力団をつがせるってぇ!」

「はいそのようで…」

「訳わかんねぇよ。おい谷テメェ嘘ついたらブチ殺すぞいいのか」

「谷じゃなくて谷川です…」


事実だった『オヤジ』は小学校の時から平均よりちょと下くらいの成績だった『俺』を団長にしようとしていた。

少なくともこの村井家はこのような『好成績!?』だった人はいない。

無論、
暴力団の『俺』は喧嘩も強く、周りからは『猛獣』などと陰口を叩かれるくらい強い。

しかし、かなり遠く離れて叩くので、
この主人公村井戦児は知らない。


ここでやっと主人公の名が出てきたので、
…『いや、出した』っと言う言い方の方がいい…

とにかく、噺を少し変える。
戦児は余り先の事を考えない『オヤジ』に、戦うのが好きな児になって欲しい、
という意味を籠められたために、この名にさせられた。

無論
この名は大人になった時のことまで考えられていない。

しかし、このオヤジの名誉のために書いておくが
このオヤジの喧嘩の腕は半端なく強い。

ちなみに噺がまた変わってしうが
一応この父親の名前は『村井津勢』である。

この、村井家は暴力団にしては珍しく親の名前を取らな
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