FIVE STAR
亜美の顔が少しニヤけている。
「だって、なんか照れてるよ?それにさっきハニカんだ」
そ、そうなの!?
「なんか美優って鈍感っぽいよね。そこがまた可愛いんだから♪」
「…///」
カァーと少し顔が熱くなるのが分かった。
「じゃあ、あたし行くね?これから友達と約束あるんだ。また明日ねっ」
「う、うん…」
亜美はバックを持って、休憩室を出て行った。
私があの人のことが好き?
“美優、それもう好きなんじゃないの?”
さっきの亜美の言葉が頭の中に駆け巡る。
…好きになってもいいのかな。