ほ ろ 苺
サァァァ

「・・・桜?・・・綺麗・・・」

今日から高校生

そしてもうすぐ入学式

そんなの当たり前の事


でも

1人で登校だからなのか

緊張なのか、足が進まない


高見 唯

父・母・私 とで3人家族


〔1-D 高見〕

と書いた名札をつけ

美原高校 をめざす


あまり優秀ではないが

私の家からは15分位でつく


「・・・緊張するな・・・」

ポツリとつぶやくと後から


「そう?俺は今から楽しみだどな~」

「!?!」


・・・にゅっと首をのばし私を見下ろす

どうやら同じ高校らしい・・・


「・・・誰ですか?」
少し警戒する私にその人は

「あっごめん!俺は1-Dの白木 有」
と会釈をしにきた

「・・・1-D高見 唯」
「!おっ一緒じゃん!よろしくな?」


二カッと笑う彼を見て私は

不思議な気持ちになった


どこかの恋愛小説にあるような

属に言う・・・・・・

一目惚れ

をしてしまったんだと想う



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