くらげ
白金山…さほど標高は高くない死火山。

火口に水が溜まり"白金湖"と呼ばれる湖になっている。

ふもとから湖まで白金スカイラインという有料道路が通っており、紅葉の時期などはけっこう観光客も来るかなりタフなワインディングロードだ。

俺はバイクでこの白金スカイラインに通ってはや5年…

しかし、四輪で来るのは実は初めてだった。

湖に着くと、いかにも"走り屋"っぽい車が数台停まっていた。

「あっ、ユウジさん。こんばんは、珍しいッスね、こんな時間に…」

黄色いスイフトスポーツから降りてきた、ちょっととっぽい感じのヤツが話しかけてきた。

「おぅ、今日は俺のダチを連れて来たんだ…アキラ、城島アキラだ。名前くらいは聞いた事あると思うけどな」
< 11 / 18 >

この作品をシェア

pagetop