DEATH TIME Ⅱ




吉田は大量の返り血を浴びて立っていた。



吉田がボソッと呟いたのを私は聞いてしまった。




「フフッ・・・・・・あとは・・・京子だけ」



吉田は微笑んでいた。



ゾクッ



その笑顔に恐怖を覚える。

怖くない!怖くないッ!!



たかが吉田じゃん!!



私は持っていたナイフを握り締めてその場に立っていた。









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