短い恋、大きな愛

『もう一つ…大切な人は何が何でも守りなさい。愛する人を素直に愛しなさい。』

『はい』




思い出したよ…母さん…俺は美弥を…






『秀長様』

体が揺れる。目を開けると美弥が見えた。

『おはよ…』

『誰か来てますよ。』

美弥は戸の方を指差した。








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