芸能人に恋をしたⅡ
「あっ、これ優里香ちゃんにプレゼント。」


「え~、嬉しい~。何かな??」



あたしは、袋からリストバンドを出した。


「これ、リストバンド。ピンクと白どっちが良い??」



「えっ……??」


「これでさ、傷隠そうよ。そんで、もう腕を切らないってあたしと約束しよ。あたしも、優里香ちゃんに約束するから。」


それを聞いた優里香ちゃんは、泣き出した。


そして、「約束する。」


と言った。


それから、あたしはピンク、優里香ちゃんは、白のリストバンドをした。


「憧れの、彩菜ちゃんとオソロ嬉しい♪♪」

そう優里香ちゃんが言ってくれた。


< 118 / 148 >

この作品をシェア

pagetop