いつまでも
初恋
あれは、小学1年の夏休み。
親戚の、叔父さんの所に遊びに行った時の事。田舎で自然いっぱいで、まだ補整されてない道の途中にある、大岩の所で彼に初めて会った。
私はアリの行列を見つけ、その場に座り、アリをよくみようとした時、バランスを崩しアリの行列を踏んでしまった。
「アリさん、ごめんなさい…。」
私がアリに謝っていると、彼が大岩の上から顔をだし私に聞いた。
「何でアリに謝ってるの?」
「アリさん、踏んじゃって…」
泣きながら答えた。すると大岩から下りてきて彼はアリを見た。
「1匹も死んで無いじゃん。だから無くなよ。」
と笑顔で言った。
「怪我してない?」
私は泣きながら聞いた。
「大丈夫だよ。そうだ。良いとこ連れて行ってあげるよ」
そう言って、私の手をひいて、展望台に連れて行ってくれた。
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