仮面女子高生 [短編]

呼び名

「はあぁ・・・・」
朝6時。
以外に早起きの方だ。

下に下りて朝ご飯を家族4人で食べる。
ご飯を食べていると父が
「学校はどうだ、綾葉」と質問された。

「んー、普通。大丈夫だよ。ちゃんと真面目に勉強するし」
と言っておいた。
父はあたしの返事を聞くと玄関へ行ってしまった。

「行ってくる」
と父は家を出ようとするとご飯を食べている母があたしに
「お父さんにお弁当渡してきて!ついでにネクタイもね☆」と
あたしにお弁当箱を渡して。

急いで先に行った父を追う。

「お父さん」久し振りに呼んだ気がする。

「お弁当」と差出曲がっているネクタイを直していると
父があたしの頭に手をおき
「頑張れよ」と言ってくれた。
うん。お父さん、頑張るよ。と心の中で返事をした。

今日、お母さんのおかげで父との距離が縮んだ気がした。
お母さん、ありがとう。

部屋に戻りまだ新品の制服に着替える。
今日も第1ボタンをしめリボンもちゃんと付け学校に向かう。



今日も隣の坡夜美君が
「おはよ☆輝杪さん」と笑顔で。

「もー、藤希まじ女の子好きだよねー」
とギャルぽい人2人がこっちに来る

「そんなことねーよ!あいさつしてるだけー」
と今日もまたどこかへ行ってしまう。

静かになったところで自分の席で大人しくしてよう。
と思ったら、
さっきのギャルぽい人達2人があたしの目の前に来て



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