聖夜(クリスマス)の奇跡

ドアを開け、すぐさま玄関の明かりを灯すと、ブーツを脱ぎ捨てた。 


冷えきった部屋に暖房のスイッチを入れ、堅苦しいスーツから部屋着へと着替えを済ませ、ようやく一息ついた。 


小さな丸いテーブルに並べられた、お惣菜の数々。


手持ちの白い器に移し替えただけで、なんだかお洒落な感じに見える。


ちょっとしたカフェのランチプレートみたい。


一人きりのクリスマスパーティーの始まりだ。
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