時は江戸…
「お前の… アド レ ス…」

アドレス?

「えっ! ってかこの小説の舞台、江戸時代なのにケータイ登場させるのアリ!?」

「いちおうアリだろ… いいから教えろよ」

「うん♪」

この日あたしはトシのアドレスをゲットしたーー

何か恋人同士っぽいねぇー(ニヤニヤ)

「何ニヤニヤしてんだよ」

「えーーっとねぇ 幸せだからー それにねぇ トシが結構、照れ屋だってこともわかったからー(笑)」

「っな!? お前! そんな事ねぇよ!」

「ほらね? 顔真っ赤… それに結構おくてだよ ケータイの番号聞くだけであんなに時間かかってるもん」

「ばか… そんなことねぇよ」

「そんなことあっ、きゃっ!」

あたしはトシにあごを固定されて、腰に腕を回されて…

「次 俺のことからかったら、俺の部屋でお前を俺だけのもんにしてやるよ」

うわー

この人Sだよ…

「返事は?」

「はい…」

「よろしい」

パットあたしの身体を離す
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