時は江戸…
「お前一応は幕府の孫娘なんだぞ?」

トシちゃんは声をひそめて言った

「一応じゃなくても、そうだけどさぁ」

ほっぺをプーっとふくらませてすねるあたし

「はぁ… 俺は心配だよ 普通に町出歩いてて何かあったらどうすんだよ」

ため息をつくトシちゃん

「トシちゃん…」

一瞬まじめな顔で見つめてみる

「マヤ?」

「なーんちゃって!大丈夫だよ!!いざとなったらトシちゃんが守ってくれるでしょ?」

「はぁ… まったくお前は…」

ため息2をついて仕方ないなって顔で笑うトシちゃん

「でも、心配してくれてありがとう!お団子ご馳走様♪」

「気をつけろよ、マヤ」

そういって団子屋から駆け出す私

今は総ちゃんにお説教するという大事な任務?があるので!!(笑)

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