時は江戸…
「ん?何??」

「いや、団子でも食ってかねぇかなぁと思って」

「トシちゃんのおごり?」

目をキラキラさせるあたし

「うん おごり」

「きゃーー!!食ってく食ってく!!」

「お嬢様がそんな言葉使うなよ」

あたしの頭をポンっと叩くトシちゃん

トシちゃんは私にとって頼れるお兄ちゃんかな?

団子食べさせてくれるし!

注、食い意地張ってるわけじゃないよ

「じゃあおばちゃん、団子2つ」

「あいよっ!」

ここのおばちゃんの返事はいつもあいよっ!だ(笑)

「でもトシちゃん何で急にお団子おごってくれる気になったの?」

お団子をほおばりながら言うあたし

「てか、トシちゃんはやめろよ… せめて土方さんか歳三さんだろ? お前より4つも年上なんだから」

「トシちゃんももう27かぁ、もうすぐ近藤さんと同じ三十路の仲間入りだね」

「そうそうってそうじゃないだろ!まぁ俺なんておっさんだけどさ(焦)」

「大丈夫だよ!トシちゃんあと3つくらいはごまかせる!(笑)」

「そうじゃなくて~ そのおてんばなのそろそろ何とかしろよ あと平気で外出歩くのも」

「何でよぉー あたしは自由に生きたいのー」
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