時は江戸…
ぴしゃりと言われてビクっとするあたし

び、ビビってなんか無いもん!

「ふふっ… ビビってんの?」

怪しい瞳と

低いテノールの声が響く

「ビビってなんかないもん! あんた何か怖くない!」

怖いよ…

誰か助けて~(泣)

「強がり…」

ゆっくりと近づいてきてあたしのあごを持ち上げる

うわあぁあぁ!!

頭はパニック寸前!

「お前のじじぃが何をしたか… 知ってるか?」

「おじいちゃん…?」

バンっ!!
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