青空学園

「そうだっ、空ちゃん学園内案内してあげる！」


夕菜がふと、そういった。


「えっほんと！？ありがとう！」


あたしは、興味があったので案内してもらうことにした。


少し歩いて、夕菜が、


「あっそうだ！空ちゃん、知ってる？この学園は、学年ごとに校舎が違うんだよ・・」


「えっなんで！？」


「だって、一学年に、Ｓ～Ｅの６つのクラスに別れていて、１クラスに３０人か４０人近くいるでしょ・・
まぁ、Ｓクラスは１０人程度、Ａクラスは２０人程度しかいないけどね・・

でもまぁ、６つクラスがあるから校舎はわけるようにしてるんだよ・・・

あっでも、武術トーナメントはみんな同じ場所のこの学園の中心にある大きい会場でやるんだよ！」



「へぇ～・・・
　じゃあさ、武術トーナメントは、全クラスでやるの？」



「うん！学年は別だけど、クラスの一番強い人達が戦うの！

　って、言ってもいっつも、Ｓクラスの人が優勝してるけど・・

　でも、このトーナメントで、クラスが上がったりするから頑張ろうね！空ちゃん！」



「ねぇ、夕菜、前回の優勝者ってだれなの？」



「前回の優勝者は、神川　ユウ（ｼﾝｶﾜ ﾕｳ）さんだよ」


と、由真が言った。