トゥルー ラブ
それもそうだろう・・・


友だちと楽しく飲んでいるときに、用事もないのに電話をしてきて、『女と一緒なのか?』と疑いをかけられる・・・


イラだって当然だ


でも、私は和哉のことが心配で・・・


そして、他の女がよりつかないかが心配で・・・


「帰るときにメールしてね。」


「今日は遅くなるよ!夜中になると思うし。そんな時間にメールしたら愛歌、目覚ますだろ。」


「和哉が家に帰りつくまで、起きて待ってる。」


「いいよ。そこまでしなくて。だいたい、そこまでされたらウザイよ。じゃーきるからな。」


プープープープー


一方的にきられてしまった・・・


あんなに怒っている和哉は初めてで、これからどうすればいいかもわからず、一人で泣いている私


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