トゥルー ラブ
無言で玄関をあけ、そのまま自分の部屋のベッドへ倒れ込む


和哉と千夏のこと・・・


そして、私に向けられた哀れむような皆の視線・・・


思い出すだけで、耐えがたい


仰向けになり、ただ・・・ただ天井を見つめ、時間をやり過ごす・・・


どうか、私の記憶の中から、和哉との思い出を消して下さい・・・


そう、何度も願いながら・・・


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