怖話
風呂場に駆け寄ると、友人が何

か持っていた。

「おい。女連れ込むのはいいけ

ど、片付けしとけよ。」

友人の手には、ごっそり抜けた

長い髪があった。

「そんな事はない。誰も入れて

ないよ。」

「いいよ、嘘は。男なら仕方な

い。」

友人は全く信じていない。
「だから違うって、あんまりふ

ざけるなら帰れよ。」

「ごめん、そんな怒るなって。



僕は怒っていたが、異変に気付

いた。
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