スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*



「終わりそうですか、社長」



「……どうあがいたって、絶対に今日中には終わんねーよ」






はぁ…っと、またため息をつく。



そんな俺を見ていた佐倉は、
何かを思い出したのか、俺に話し掛けてきた。













「そういえば社長。

佐々木様がお見えでございます」







………佐、々…木??


……佐、々木???








「さっ…佐々木かっ…!?」



「はい。佐々木様でございます」



「それって…」



「幸也様のほうでございます」









……………。



なんだよ。


俺の小さな希望は、簡単に打ち砕かれた。







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