スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*
てっきり桃のほうじゃないかと
期待してた俺が、今となっては恥ずかしい。
「通して」
「かしこまりました」
俺が佐倉に言うと、
あっという間に幸也を連れてきた。
「では、ごゆっくり」
佐倉は一礼をして、
ゆっくりと部屋から出て行った。
「なんだよ、幸也」
「ったく…冷たいな、遼平は」
笑いながら幸也はソファーに座った。
そして、そのまま……
「……………………」
―――爆睡。
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