スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*
「ありがと、野坂君っ…!!」
あたしは感極まって、
思わず野坂君の手を握ってしまった。
でもその瞬間――…
「さっ佐々木………」
野坂君の顔が赤くなった気がした。
一瞬だけ、だけど。
「野坂君?大丈夫っ…??」
「あっあぁ……。
それより、早く俺とのシーンやろうか」
野坂君はそれだけ言うと、
素早く台本を手に取って読みはじめた。
……………。
さっきの野坂君、なんだったんだろう。
顔赤かったから、てっきり熱あるのかと思ってたけど。
別に普通じゃん。
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