それからの物語~続・サッカーボールと先輩とアタシ~
感情を殺し、昨日考えた言葉を並べる。
「ずっと俺の事、想ってくれて嬉しかったけど、俺、梓と付き合うとか出来ないんだ。」
「………。」
「俺には…万桜しかいないんだ。この先ずっと俺の中には万桜だけなんだ。」
「…何ソレ?」
「梓は俺にとっては、可愛い妹でしかないんだ。」
「………。」
「だから、ごめん。」
深く、頭を下げた。
「何、ヒロ。やだ、止めてよ…。」
梓の声は震えている。
ヒロ先輩、と万桜の声がする。