タイムカプセル
―紗弥視点―


『そう…なんか、ご免な。
思い出したくなかったよな。
本当に、ご免な』


優喜、もう、遅いよ…。


私は、静かに涙を流した。


1年ぶりくらいに、涙を流した。


今までは、泣かないで頑張ろうって決めたけど、無理だよ…。


今回だけは、泣かして?


ねぇ、瑠奈、優人、白哉。


泣いたら駄目かもって、今までは思ってたけど、今だけは泣かせてね。


私は、返信しなかった。


それからそのまま夏休みに入った。


たまに、優喜と遊びに行ったりした。
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