タイムカプセル
信じれば、また裏切られるだけだよね?


なら、信じないほうがマシだよ。


本当に信じられるのは、


瑠奈と、優人と、白哉だけ―。


優喜には、裏切られていない。


けど、けど、裏切られるかもしれない。


そんなのは、もう嫌だ。絶えられない―。


「どうしたんだ?紗弥。顔色悪いぞ」


「ううん、大丈夫…」


「保健室行くか」


優喜は、私をお姫様抱っこして、保健室に向かった。


「え、ちょ、ちょっと!優喜、いいよ!私、大丈夫だから」


「紗弥は俺の言うこと聞いていればいいんだ」
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