青空の下で投げた一球【編集中】
約100球を打ち終えて一緒に球拾いをした。
「なぁ…」
「ん?」
「俺も打っていい?」
「何で俺に許可得て来るんだよ。
水畑の自由。
あ、でもやるんなら
ちゃんと着替えろな!!」
「おぉ…」
着替えに部室に行った。
「何だアイツ……;;」
プロテクターとヘルメット、
ボール、バットと手袋を持って
鳥カゴに行った。
カキーン
カキーン
カキーン
「…」
スライダーの速球か…。
うめぇな。
踏み込みのタイミングも合ってる。
スイングが鋭い。
多分信之介でも
あそこまで鋭く振れねぇよ。
天才。
なのかな。
「水畑、
待たなくてもよかったのに……」
「あ、あぁ…」
「…………………。
……なぁ篠岡…」
「んー?」
篠岡は素早くボールを回収しながら言った。
「…。野球。好きか?」
「すんげぇー好き」