恋 時 計 ~彼はおまわりさん~



「何してるの?」


突然現れたおまわりさんからの質問。




動揺して言葉が出てこない。


やっとの思いで口を開いた。



「おっ、おまわりさんは?」


あっ、まずい……

もうおまわりさんって呼んじゃいけなかった。



おまわりさんは、ビクついてる私にゆっくりと近づき口を開いた。



「別に。仕事帰りに寄っただけ」




冷たい瞳。

冷たい口調。


それなのに私は、おまわりさんの傘の中にいた。






< 466 / 712 >

この作品をシェア

pagetop