恋 時 計 ~彼はおまわりさん~



「美樹!! 危なっ――!!」





え……







おまわりさんの叫び声を消すように、頭上から鈍い音が響き渡った。



必死に駆け寄ってくるおまわりさんの姿が、何故かスローモーションのように目に映る。






おま……わりさん……?















頭上を見上げた時、






世界が暗闇へと変わった。












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