タイムカプセル続編 ケッペキショウ女とウンメイの二人
第三章『誤解』
ミクと仲がよかった秋人と、私は仲良くなった。


アハハって、秋人と笑ってた。


「アヤ…酷いよ…サイッテー!!!!!!!!!!」


「えっ!?ちょっ、ミク!?」


喋ってただけなのに…。


状況が、上手く飲み込めなかった。


喋ってただけなのに、サイテーって言われたんだもん。


意味も分からず、立ち尽くしてた。


「あ、ご免、私、先に行くねっ!」


私は、秋人にそういうと、走り出しだ。


向かった先は、屋上。


静かな場所で、理由を考えたかったんだ。


「どうしてなの…?」


私は、小さい声でつぶやいた。
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