都市伝説~メリーさん



僕は学級委員を務めてるリョウタと申します。ちなみに学級委員は男女一名づつとなっています。ですがここ最近女子の学級委員が風邪で欠席が続いてるようなので僕は彼女の家までお見舞いにいきました。 


彼女はヒドくやつれていました。  


「大丈夫かよ……」 
僕は彼女を心配した。


すると彼女は心配かけまいと作り笑いをしてました。明らかに様子がおかしかったのです。 


一体どうしたのでしょう?

伊達に学級委員をやってるわけではない。テストの成績も常に上位であって健太といい勝負でした。僕もそこそこいい成績だったのですが一位二位は彼女か健太がとっていました。

中途半端な成績で上にも行けずに僕は正直健太に嫉妬していました。何故こんな奴に負けなくてはいけないんだと思いました。どうしてここまで健太の事を憎んでるのかと言うと健太が俺の筆跡を馬鹿にしていたからだ。イライラしたり緊張したりするとつい鉛筆の芯が折れるほどに強く筆記してしまう。そんな僕をおかしな奴だ。とクラスで話し合いを始める際に僕が学級委員として前に出てきた時に健太はおもしろおかしく嘲笑った。それから僕の筆記をみる度にクラスの連中が冷やかしてきた。



話は戻すが僕は彼女が何に悩んでいるのかが気になった。

今まで学校を休んだ事もないし…つまり怖いもの知らずの彼女がこれほどまでに消極的になるのは何故だろうか? 


僕は理由や原因を深く考えたが答えはわからない。 






< 52 / 116 >

この作品をシェア

pagetop