運命の人
「そろそろ帰ろっか…」



6時30分になり、家に帰る事にした。




10分ほど歩いただろうか、私はあることに気付いた。



「…あれっ、お弁当箱がない。」


「もしかして由衣、学校に忘れたんじゃない?」


「そうだっ!!確か、机の中に入れておいたはず…」


「明日まで学校に置いておけば?」


「うーん、でも、明日も必要だし…、何よりママとの思い出の物だから…。やっぱり私、今から学校行ってくるよ!佳代ちゃんは先に帰ってて!!」


「でも、大丈夫?」






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