月の果て
───…2人は、ゆっくりと歩きながら薔薇園の中心部まで辿り着いた。
「…着いたよ、ソフィ」
優しい声が響き、ソフィの視界がゆっくりと開いた。
すると、そこは───…
「………綺麗」
ソフィは、その景色に目を見張った。
色とりどりの薔薇達は、
各々が月下の光で輝きフワフワと光の粒が舞っていたのだ。
「でしょ?」
キルトは、満足そうに微笑んだ。
「有難う」
ソフィは、そう言って嬉しそうに微笑んだ。