月の果て
そこには、
薄着で震えているフランクがいた。
いた──…
「フランク!今すぐこの街から逃げて…!ヤバい奴らが探してる…」
とミルーラは、ずかずかと大股にフランクに近付いた。
すると、薄着から覗く無数の痣──…
「……何、これ」
フランクは、自分を嘲笑うように笑って
「ごめん、嘘ついた。雇われたんじゃなくて..奴隷なんだ、俺」
───…気がつかなかった、
いつも、
体が隠れるような長袖着てたから──…