月の果て
その光景をこっそりと覗いたミルーラは、凍りついてしまった。
その女が、
黒髪で美しかったからだ──…
──…そう、
フランクの面影を持っている──…
ガキ..って、フランクの事!?
危ない……っ!!
フランクを助けなくちゃ──…
ミルーラは、寒ささえも忘れて気付かれないよう鉄砲玉のように飛び出した。
ミルーラの足は、自然といつもの待ち合わせ場所に向かう..
だって、あそこは───…
2人の秘密の場所───…
ザッといつもの角を曲がったミルーラ。