゚*お姫様×王子様*° [2]
そんな時、ガチャッと扉が思いっきり開いて、龍が入ってきた。
「あの~…。」
気まずそうに言って、トコトコ歩いて来る。
「ほら、優ちゃん。」
と、美瑠から背中を押された。
前には龍、後ろには美瑠と沙羅…。
でも、ここで素直に許す俺ではない……。
『龍…?』
「…何?」
『さっきの仕返し。』
と言って、後ろにいた沙羅に近づいた。
『顔、ちょっと赤くしてね…。』
「え。」
と、小声で沙羅に言った。
美瑠にも聞こえていただろうし、誤解はされないだろう。