何処にでもあるラブストーリー
「そうだよな。 最後の部長主催のやつが一番ひどかった。 まあ、なんとか持ち直したよ、本調子じゃないけどね」

「みんなに愛されてるって事ですよ・・・西野さんは」吉田が口を挟んでこう言う。

「東京でも愛されるといいすね・・・でも都会もんは冷たいからなあ。 殺伐としたコンクリートジャングルですよ。 コンクリートなのにジャングルですよ。 そこはまさに東京砂漠!」

「なんなんだお前は・・・」僕は、まったくもう的な表情をする。

「トラック何時にくるんですか?」けろっと吉田が聞く。

「昼だってさ」新潟のまぶしい太陽をちら見しながら僕は答える。
< 161 / 235 >

この作品をシェア

pagetop