変えられない運命〜私とあなたの繋がり〜
頭の中が
真っ白になって…
何も
考える事ができない−−−


その時


かずやが言った。


「…つまり……
あれだ…?
父さんは…
どっかで
のたれ死んでるかも
しれないって事か…」

『そんなわけないよ!
絶対帰ってくるよ!
ホラ、
どこかの病院に
保護されてるかも
しれないし!
…そうだよ!
きっと 見つかって
 違う病院に
保護されてるんだよ!』


すると…

担当医は…


私の 最後の
希望を…


一瞬で
掻き消した−−
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