キミに恋をしてはイケない


「きゃゃゃゃぁ…!!!!」


女の人の 悲鳴が公園内に響いた


何事かと思ったが
人の波が こちらへと 流れてくる


そのただならぬ状況から
何かが この公園内で起こってるのだと
小さい 私ながら 感じ取った


「優姫菜 行くよ!!」


お父さんの 大きな手に掴まって
私たちのも その人の波に乗った


でも人波は 荒くって
お父さんの手を引っ張るのが
いっぱいいっぱいで 小さな体は
知らない人たちに 押しもまれ



フッとした瞬間 私は
お父さんの手を放してしまい



挙句の果てには 転んでしまった



「痛っ……」



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