キミに恋をしてはイケない



「っ…」



私の肩を 掴んでる恭平の手は
力が 入ってて 痛かった…



フッと 見たら 微かに彼の腕が
震えていた…



多分それは…



「言っただろ??俺の過去… 俺は 藤堂直樹に復讐したいんだ!!」



悲しいさ…憎悪が 交ざってるのだと
肌を持って 分かった…


「それより お前知りたくないか??」



「えっ??」



ニヤリッと笑う 表情が怖かった…



「お前の両親を殺した 男の名前…」




< 301 / 339 >

この作品をシェア

pagetop