今宵、月の照らす街で
―――何がどうなってやがる!!
状況がよくわからない。
ハッキリしている事と言えば、西蓮地隊長が“敵”であり、過去の隊長とは違う、という事。
冷静になれ…そう言い聞かせて隊長の顔を見る。
再度みた時、その顔には精気が見られなかった。
「…まさか」
自分の結論に自信が持てない。
むしろ、有り得ないと信じたい。
そう思っているのも束の間、再び敵となった隊長が視界から消え、気付くと頭上に舞っていた。
見上げた時のその姿は、人間の可動域を超えた関節の動きを繰り出している。
体軸はねじれ、歪み、腕は関節という関節を外しているのか、異常なほどに伸びきっている。
「来たれ!!」
108本の剣を再び障壁として纏い、隊長の攻撃を受ける。
素手で突っ込んできた隊長は痛みを知らないのか、剣で深く傷つくのも躊躇わずに障壁に腕を突っ込んだ。
それと同時に、さっきまで抱いていた疑念が、成二の中で確信に至る。
「死体…なんですね」
状況がよくわからない。
ハッキリしている事と言えば、西蓮地隊長が“敵”であり、過去の隊長とは違う、という事。
冷静になれ…そう言い聞かせて隊長の顔を見る。
再度みた時、その顔には精気が見られなかった。
「…まさか」
自分の結論に自信が持てない。
むしろ、有り得ないと信じたい。
そう思っているのも束の間、再び敵となった隊長が視界から消え、気付くと頭上に舞っていた。
見上げた時のその姿は、人間の可動域を超えた関節の動きを繰り出している。
体軸はねじれ、歪み、腕は関節という関節を外しているのか、異常なほどに伸びきっている。
「来たれ!!」
108本の剣を再び障壁として纏い、隊長の攻撃を受ける。
素手で突っ込んできた隊長は痛みを知らないのか、剣で深く傷つくのも躊躇わずに障壁に腕を突っ込んだ。
それと同時に、さっきまで抱いていた疑念が、成二の中で確信に至る。
「死体…なんですね」